相続税の納税はどうやる?

相続税は基本的に源泉徴収などされませんから、もしこれが発生した場合、新規に納税するのが基本です。
とはいえ、普段は勤め人などをしていると、自分で納税する機会がない人も多いでしょう。
そもそも相続税の納税はどこでやるのでしょうか?

確定申告なら、専用の特設会場などあったりしますが、相続税にこのようなものはありません。
この税金は急に発生するのが基本で、一斉に申告期限が来るといったことがないからです。
ではどうするのかというと、これは普段から納税を受付している窓口へ行き、そこで手続きをする形になります。

普段から自分で納税をしていないと、あまり経験する機会はないかもしれませんが、これら税金の支払いは、金融機関などの窓口でまず受付されています。
その金融機関とは、大手の銀行などに限りません。
地方だけで営業している小さな金融機関でも、そこの窓口が税金等の支払いの受付をしていれば、そちらで相続税の支払いができることは多いのです。

また、最近ではコンビニなどで社会保険料の払い込みができたりしますよね。
ここもまた、相続税の支払先となります。
専用の用紙をもらわないといけないのですが、これが手に入れば、最寄りのコンビニで相続税が支払えることもあるのです。

このようにどこで相続税を支払うのかというと、このように普段から税金の支払いを受付している窓口などになります。
こちらでは普段よく所得税の支払いなどされていますが、相続税もそのような税金の1つとして、これら窓口で納税できるのです。

また、このように特定の場所での納税にならない方法もあります。
税金や社会保険料は口座振替で支払えることも多いですよね。
これは相続税でも共通で、手続きをすれば自動で申告した税額を引き落としてくれます。
大金を持ってどこかへ納税に行く必要がありませんし、手続きのときに税額を間違えるリスクもありません。
しかもこれなら平日の昼間が基本的な営業時間となる金融機関まで、無理に出かける必要もないのです。
このような方法もありますから、日常生活が忙しく、どこかへ納税に行くのが負担に感じる人は、口座振替を考えるといいでしょう。

なお、この方法を使うには、事前に口座振替の依頼を書類で出さないといけません。
これの提出先は税務署となります。
この申込みのために焦って来庁しなくてもいいよう、どこかへ納税に出かけるのが難しい人は、相続税を申告したとき、一緒に納税の振替依頼のことを申込みするか、相談しておくといいでしょう。

このような方法を始め、相続税の納税場所はそれほど特殊な場所ではなく、日常生活でもよく使う場所になります。
そのような場所でこの税金の納税できることを知っておくと、安心して手続きに向けて準備できますよ。

納税するためには、基本的にお金が必要となります。
これは相続した財産の中から出せばいいため、相続税を支払うためのお金がないという状況は、基本的にはあまり起こりません。
ただ、相続税のことを忘れていてすでに遺産を使ってしまったときや、不動産や動産など、現物の遺産が多かったときなど、納税のためのお金が用意できないこともあるでしょう。

このような状況では、すでに税務署に申告が終わり、納税の場所や方法もわかっていても、その手続きが終わらないという状況となりますよね。
このときに知っておきたいこととして、まず相続税の納税には期限があり、これの延長が基本的にできないことがあります。
納税のためのお金がないなど、すでに申告も終わっている状況なら、多少は猶予をもらえるものと思われがちですが、相続税に関して期限の延長は、原則としてできないのです。

たとえば相続した遺産の分割でトラブルになっており、相続人同士の裁判にもつれ込んでいるときですら、相続税の申告や納税の期限の延長は認められません。
それくらいこの税金の期限は厳しいですから、あとは納税だけとなった後も気を抜かず、急いでお金を用意して納税することが大事です。
事前に相続税の計算を自分でしておくとよいでしょう。

もしお金がどうしてもなかったら、どうしたらいいでしょうか?
例外的な対応として、遺産に現物が多く、どうしても現金を用意できないという事情があるときは、管轄の税務署まで相談することで、相続税を何度かに分けて支払いができることもあります。
このほか、相続した遺産を手放すことに特に抵抗がなければ、相続したものをすぐに売却して現金に換え、その中から納税費用を出すという方法もあります。
このようにいろいろと方法はあるのですが、いずれにしても相続税の期限までに所定の方法で納税が必要になる点は変わりません。
遺言を残す方も相続には税金がかかることも考えて作るとよいでしょう。
遺言についての参考サイト

金融機関の窓口等ですぐに納税できない事情がある場合は、早めに税務署などへ相談に行ったり、相続した遺産を売却したりして、納税のための準備を進めましょう。
お金さえ用意できれば、金融機関等で即日中に納税できることも多いです。
なお、これら納税の場所や手続き、その他で何か困ったことがあれば、管轄の税務署や専門家となる税理士まで相談すると、納税完了に向けてアドバイスや指導などを受けられます。

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